====== 《始祖ドラゴン》ブラケット3上限構築案 ====== ===== 構築条件 ===== 統率者は《始祖ドラゴン》。 必須採用カードは以下の2枚。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 構築方針は、ブラケット3の一般的なゲーム感やカジュアルさを優先するのではなく、ブラケット3として説明可能な範囲内で最大限強くすることである。 ただし、統率者ブラケットはゲームチェンジャーの枚数だけで機械的に決まるものではなく、勝利ターン、コンボの再現性、妨害性能、デッキの意図も含めた対戦前相談用の基準である。 そのため、このリストは以下のように申告するのが適切である。 * ブラケット3の上限寄り * ゲームチェンジャーは3枚 * 高品質なマナ基盤とサーチを採用 * 早期決着用の2枚無限コンボは不採用 * 大量土地破壊は不採用 * 追加ターン連打は不採用 * 主な勝利手段はドラゴンの展開、戦闘、誘発型能力、有限コンボ * 6ターン目以前の安定した決着は狙わない * 6ターン目以降は、一度の大きな展開からゲームを終わらせられる ===== 結論 ===== このデッキの色配分は、**ジャンドを中心にして青と白をタッチする5色構成**とする。 色の優先順位は以下。 * 緑 * 赤 * 黒 * 青 * 白 実質的な中心色は緑、赤、黒の3色である。 《始祖ドラゴン》は5色統率者だが、すべての色を均等に扱う必要はない。ドラゴンの展開速度と、必須採用である《エインシャント・カッパー・ドラゴン》《エインシャント・ブラス・ドラゴン》を考えると、ジャンド中心が最も合理的である。 ==== 緑を中心にする理由 ==== * 《自然の知識》《三顧の礼》《遥か見》による土地加速 * 《スカイシュラウドの要求》による中盤の加速 * 《適者生存》によるドラゴンの選別 * 《極楽鳥》《花を手入れする者》《フェイ庄の古老》による色マナ供給 * 《年老いた骨齧り》による大量の宝物生成 * 《英雄的介入》による盤面保護 * 《豆の木をのぼれ》《グレートヘンジ》による継続的なカード獲得 重いドラゴンを唱えるデッキでは、マナ・アーティファクトだけでなく土地そのものを増やす加速が重要になる。 土地加速は全体除去やアーティファクト除去の影響を受けにくく、5色の色マナ調整にもつながる。 ==== 赤を第2色にする理由 ==== * 強力なドラゴンの多くが赤を含む * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》を安定して唱えられる * 《黄金架のドラゴン》《アストラルの狩人、ガナクス》による宝物生成 * 《龍の大嵐》による速攻とダメージ * 《騙し討ち》による大型ドラゴンの踏み倒し * 《峰の恐怖》《ヴァルカスの災い魔》による直接ダメージ * 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》によるフィニッシュ * 《燃える魂、サルカン》によるコスト軽減とコピー ドラゴンの枚数、赤のダブルシンボル、速攻付与、宝物生成を考えると、赤は緑とほぼ同等に重要である。 ==== 黒を第3色にする理由 ==== * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》の黒ダブルシンボル * 《悪魔の教示者》による万能サーチ * 《生ける屍》《総帥の召集》による墓地からの大量展開 * 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》による宝物とのシナジー * 《爪のライヴァズ》による墓地のドラゴン再利用 * 《暗殺者の戦利品》《苦渋の破棄》による万能除去 《適者生存》や《騙し討ち》で墓地へ送られたドラゴンを再利用できるため、黒は単なるタッチ色ではなく、デッキの第3の中心色になる。 ==== 青の役割 ==== * 《歩哨竜、ミーリム》によるドラゴンのコピー * 《書かれざる者、ウレニ》によるライブラリーからの展開 * 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》による大量ドロー * 《白鳥の歌》《頑固な否認》による軽量妨害 * 《ティムールの隆盛》による速攻とドロー * 《アストラル・ドラゴン》による非クリーチャー・パーマネントのコピー 青は必要なカードの性能が非常に高いため採用するが、序盤から青マナを何度も要求する構成にはしない。 ==== 白の役割 ==== * 《龍王ドロモカ》による安全な展開 * 《剣を鍬に》による高効率除去 * 《苦渋の破棄》の色マナ * 《エインシャント・ゴールド・ドラゴン》による大量のクリーチャー生成 * 《ティアマト》《始祖ドラゴン》を唱えるための色マナ 白は採用枚数を抑え、高性能なカードだけを使用する。 ===== ブラケット3への適合 ===== このデッキが採用するゲームチェンジャーは以下の3枚。 * 《適者生存》 * 《悪魔の教示者》 * 《一つの指輪》 ゲームチェンジャーは上限の3枚をすべて使用する。 役割は以下。 ^ カード ^ 主な役割 ^ | 《適者生存》 | 状況に応じたドラゴンの選択、墓地の準備、コンボの組み立て | | 《悪魔の教示者》 | 土地、除去、フィニッシャー、全体リアニメイトなど任意のカードの確保 | | 《一つの指輪》 | 1ターンの防御、大量ドロー、全体除去後の立て直し | 《魔力の櫃》《古えの墳墓》《サイクロンの裂け目》《リスティックの研究》など、追加のゲームチェンジャーは採用しない。 このリストはゲームチェンジャーの枚数だけを見るとブラケット3だが、以下の理由から明確に上限寄りである。 * ABURデュアルランドとフェッチランドを含む強力なマナ基盤 * 《適者生存》《悪魔の教示者》《歯と爪》による高い再現性 * 1マナの妨害呪文を採用 * 《ヘルカイトの狩猟者》から《始祖ドラゴン》を踏み倒せる * 《歩哨竜、ミーリム》《うろつく玉座》による大規模な誘発増幅 * 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》による有限コンボ * 《生ける屍》《総帥の召集》による一度の大量展開 * 《龍の創始》による手札のドラゴンの連続展開 対戦前には、単に「ブラケット3です」と伝えるのではなく、以下のように説明するのが望ましい。 * 上限寄りのブラケット3 * ゲームチェンジャーは《適者生存》《悪魔の教示者》《一つの指輪》 * デュアルランドを含む高性能な5色マナ基盤 * 無限コンボは入っていない * ドラゴンの大量展開と誘発ダメージで勝つ * 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》によるゲーム終了級の有限コンボがある ===== デッキリスト ===== 統率者1枚とメインデッキ99枚、合計100枚。 日本語版が存在しないABURデュアルランドについては英語名を使用している。 ==== 統率者(1) ==== * 1 《始祖ドラゴン》 ==== クリーチャー(30) ==== * 1 《極楽鳥》 * 1 《花を手入れする者》 * 1 《フェイ庄の古老》 * 1 《エインシャント・ゴールド・ドラゴン》 * 1 《爪のライヴァズ》 * 1 《燃える魂、サルカン》 * 1 《うろつく玉座》 * 1 《ドラコの末裔》 * 1 《アストラルの狩人、ガナクス》 * 1 《黄金架のドラゴン》 * 1 《峰の恐怖》 * 1 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》 * 1 《ヴァルカスの災い魔》 * 1 《ドラゴンの女王、ラスリス》 * 1 《怒れるレッド・ドラゴン》 * 1 《歩哨竜、ミーリム》 * 1 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 1 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 1 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 1 《年老いた骨齧り》 * 1 《龍王ドロモカ》 * 1 《無双の古きもの、クラウス》 * 1 《世界を溶かすもの、アタルカ》 * 1 《ヘルカイトの狩猟者》 * 1 《災火のドラゴン》 * 1 《ウトヴァラのヘルカイト》 * 1 《書かれざる者、ウレニ》 * 1 《ティアマト》 * 1 《限りないもの、モロフォン》 * 1 《アストラル・ドラゴン》 ==== アーティファクト(7) ==== * 1 《太陽の指輪》 * 1 《秘儀の印鑑》 * 1 《ドラゴンの財宝》 * 1 《ウルザの保育器》 * 1 《通報の角笛》 * 1 《グレートヘンジ》 * 1 《一つの指輪》【ゲームチェンジャー】 ==== エンチャント(6) ==== * 1 《適者生存》【ゲームチェンジャー】 * 1 《龍の大嵐》 * 1 《ティムールの隆盛》 * 1 《騙し討ち》 * 1 《豆の木をのぼれ》 * 1 《龍の創始》 ==== インスタント(9) ==== * 1 《剣を鍬に》 * 1 《暗殺者の戦利品》 * 1 《内にいる獣》 * 1 《混沌のねじれ》 * 1 《苦渋の破棄》 * 1 《白鳥の歌》 * 1 《頑固な否認》 * 1 《英雄的介入》 * 1 《稲妻曲げ》 ==== ソーサリー(10) ==== * 1 《自然の知識》 * 1 《三顧の礼》 * 1 《遥か見》 * 1 《スカイシュラウドの要求》 * 1 《悪魔の教示者》【ゲームチェンジャー】 * 1 《冒涜の行動》 * 1 《命運の核心》 * 1 《生ける屍》 * 1 《総帥の召集》 * 1 《歯と爪》 ==== 土地(37) ==== * 1 《乾燥台地》 * 1 《血染めのぬかるみ》 * 1 《溢れかえる岸辺》 * 1 《湿地の干潟》 * 1 《霧深い雨林》 * 1 《汚染された三角州》 * 1 《沸騰する小湖》 * 1 《新緑の地下墓地》 * 1 《吹きさらしの荒野》 * 1 《樹木茂る山麓》 * 1 《Badlands》 * 1 《Bayou》 * 1 《Savannah》 * 1 《Scrubland》 * 1 《Taiga》 * 1 《Tropical Island》 * 1 《Underground Sea》 * 1 《Volcanic Island》 * 1 《血の墓所》 * 1 《草むした墓》 * 1 《踏み鳴らされる地》 * 1 《ケトリアのトライオーム》 * 1 《ジアトラの試練場》 * 1 《統率の塔》 * 1 《真鍮の都》 * 1 《マナの合流点》 * 1 《魂の洞窟》 * 1 《閑静な中庭》 * 1 《反射池》 * 1 《世界樹》 * 1 《精霊龍の安息地》 * 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 * 1 《英雄の公有地》 * 1 《栄光の闘技場》 * 1 《森》 * 1 《山》 * 1 《沼》 ===== デッキの基本的な動き ===== ==== 序盤 ==== 最初の目標は、緑マナを確保して土地加速を行うことである。 優先するカードは以下。 * 《極楽鳥》 * 《太陽の指輪》 * 《秘儀の印鑑》 * 《自然の知識》 * 《三顧の礼》 * 《遥か見》 * 《花を手入れする者》 * 《フェイ庄の古老》 * 《ウルザの保育器》 * 《通報の角笛》 序盤から無理にドラゴンを出すのではなく、4~6ターン目に複数のドラゴンを連続して出せる状態を作る。 《始祖ドラゴン》の威光によって、手札のドラゴン・呪文は常に1マナ軽くなる。 《燃える魂、サルカン》《ウルザの保育器》《通報の角笛》《限りないもの、モロフォン》を組み合わせることで、ドラゴンの実際の支払いコストを大きく減らせる。 ==== 中盤 ==== 中盤は以下のいずれかを設置する。 * 《龍の大嵐》 * 《ティムールの隆盛》 * 《適者生存》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《うろつく玉座》 * 《アストラルの狩人、ガナクス》 * 《黄金架のドラゴン》 * 《一つの指輪》 * 《グレートヘンジ》 * 《豆の木をのぼれ》 ここから、ドラゴンを出す行為そのものが、速攻、ドロー、宝物、コピー、直接ダメージに変換される。 ==== 終盤 ==== 主な終盤の勝利手段は以下。 * 《ヘルカイトの狩猟者》から《始祖ドラゴン》を踏み倒して攻撃 * 《歩哨竜、ミーリム》で大型ドラゴンをコピー * 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》で大量ダメージ * 《龍の大嵐》《峰の恐怖》《ヴァルカスの災い魔》によるETBダメージ * 《生ける屍》《総帥の召集》による大量リアニメイト * 《龍の創始》から手札のドラゴンを連続して唱える * 《書かれざる者、ウレニ》でライブラリーからドラゴンを展開 * 《無双の古きもの、クラウス》や《年老いた骨齧り》から大量マナを得て第2メイン・フェイズに展開 * 《世界を溶かすもの、アタルカ》による二段攻撃 * 《ウトヴァラのヘルカイト》によるドラゴン・トークンの大量生成 ===== 主なコンボとシナジー ===== ==== 《ヘルカイトの狩猟者》+《始祖ドラゴン》 ==== 《ヘルカイトの狩猟者》が戦場に出たとき、統率領域から《始祖ドラゴン》を直接戦場に出せる。 《始祖ドラゴン》は速攻を得るため、そのターンに攻撃できる。 《始祖ドラゴン》が攻撃すると、以下が発生する。 * 攻撃しているドラゴンの数だけカードを引く * 手札からパーマネント・カード1枚を直接戦場に出す * 《始祖ドラゴン》自身も攻撃ドラゴンとして数える * 戦闘後に手札からさらに大型パーマネントを展開できる * 終了ステップに《始祖ドラゴン》は統率領域へ戻る * 統率領域から唱えていないため統率者税は増えない 《始祖ドラゴン》の能力で戦場に出したい代表的なカードは以下。 * 《龍の創始》 * 《一つの指輪》 * 《グレートヘンジ》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《峰の恐怖》 * 《年老いた骨齧り》 * 《ウトヴァラのヘルカイト》 * 《アストラル・ドラゴン》 ==== 《歯と爪》+《龍王ドロモカ》+《ヘルカイトの狩猟者》 ==== 《歯と爪》を双呪で唱え、以下の2体を探して戦場に出す。 * 《龍王ドロモカ》 * 《ヘルカイトの狩猟者》 《龍王ドロモカ》がいるため、対戦相手は自分のターン中に呪文を唱えられない。 続いて《ヘルカイトの狩猟者》から《始祖ドラゴン》を戦場に出し、安全に攻撃する。 これは無限コンボではないが、以下を一度に実現する強力な有限フィニッシュである。 * 対戦相手のインスタント妨害を封じる * 《始祖ドラゴン》を踏み倒す * 《始祖ドラゴン》へ速攻を与える * 攻撃時に大量ドロー * 手札から追加のパーマネントを踏み倒す 《龍王ドロモカ》は起動型能力までは止めないため、盤面にある除去能力や生け贄手段には注意する。 ==== 《歩哨竜、ミーリム》+《うろつく玉座》 ==== 《歩哨竜、ミーリム》がいる状態で《うろつく玉座》を戦場に出し、クリーチャー・タイプとしてドラゴンを選ぶ。 《うろつく玉座》は戦場に出た時点でドラゴンでもあるため、《歩哨竜、ミーリム》の能力が誘発する。 さらに、《うろつく玉座》自身が《歩哨竜、ミーリム》の誘発を1回追加する。 結果として、《歩哨竜、ミーリム》の能力は2回誘発し、伝説でない《うろつく玉座》のコピーが2体生成される。 最終的に以下が並ぶ。 * 元の《うろつく玉座》1体 * 伝説でない《うろつく玉座》トークン2体 * 合計3体の《うろつく玉座》 3体すべてでドラゴンを選べば、以降、別のドラゴンが持つ誘発型能力は通常より3回多く誘発し、合計4回誘発する。 特に強くなるカードは以下。 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《アストラルの狩人、ガナクス》 * 《峰の恐怖》 * 《ヴァルカスの災い魔》 * 《ドラゴンの女王、ラスリス》 * 《怒れるレッド・ドラゴン》 * 《書かれざる者、ウレニ》 * 《ウトヴァラのヘルカイト》 * 《始祖ドラゴン》 * 《黄金架のドラゴン》 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 この組み合わせは無限コンボではないが、後続のドラゴン1枚から発生する価値が急激に増加する。 ==== 《怒れるレッド・ドラゴン》+《冒涜の行動》 ==== 《怒れるレッド・ドラゴン》がいる状態で《冒涜の行動》を唱える。 《冒涜の行動》は各クリーチャーに13点のダメージを与える。 自分のドラゴンがダメージを受けるたび、《怒れるレッド・ドラゴン》の能力が誘発し、そのダメージと同じ点数をドラゴンでない任意の対象へ与えられる。 ドラゴンを4体コントロールしている場合、基本的には13点の誘発が4回発生する。 * 合計52点相当 * プレイヤーへ振り分け可能 * プレインズウォーカーやバトルにも使用可能 * 相手のドラゴンには与えられない * 《冒涜の行動》で自分のドラゴンが死亡しても、誘発した能力は残る 《うろつく玉座》でドラゴンを選んでいる場合、《怒れるレッド・ドラゴン》の能力が追加で誘発する。 《歩哨竜、ミーリム》で《怒れるレッド・ドラゴン》自体が複数になっている場合、さらに誘発回数が増える。 これは盤面依存の有限コンボであり、十分なドラゴンを並べた後の明確なフィニッシュになる。 ==== 《適者生存》+墓地利用 ==== 《適者生存》は、手札のクリーチャー・カードを捨てることで、必要なクリーチャーをライブラリーから探せる。 代表的なサーチ先は以下。 ^ 目的 ^ サーチ先 ^ | 《始祖ドラゴン》の踏み倒し | 《ヘルカイトの狩猟者》 | | 安全な展開 | 《龍王ドロモカ》 | | 宝物生成 | 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》《年老いた骨齧り》《黄金架のドラゴン》 | | コピー | 《歩哨竜、ミーリム》 | | 誘発増幅 | 《うろつく玉座》 | | 盤面除去 | 《災火のドラゴン》 | | 攻撃力 | 《世界を溶かすもの、アタルカ》 | | ドロー | 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 | | 墓地回収 | 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 | | 大量サーチ | 《ティアマト》 | | ライブラリーから展開 | 《書かれざる者、ウレニ》 | | 宝物とドロー | 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》 | 《適者生存》で捨てたドラゴンは以下で再利用できる。 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《爪のライヴァズ》 * 《生ける屍》 * 《総帥の召集》 《適者生存》は単なるサーチではなく、手札、ライブラリー、墓地にあるドラゴンを適切な場所へ再配置するエンジンである。 ==== 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》の宝物エンジン ==== 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》がプレイヤーに戦闘ダメージを与えると、20面ダイスを振り、その出目に等しい数の宝物を生成する。 宝物は以下に使用する。 * 《始祖ドラゴン》の通常キャスト * 《龍の創始》のキャスト * 《歯と爪》の双呪 * 複数のドラゴンの連続展開 * 《一つの指輪》で引いたカードの展開 * 除去や打ち消し用のマナを残す * 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》のドロー 《歩哨竜、ミーリム》で《エインシャント・カッパー・ドラゴン》をコピーすると、戦闘ダメージ誘発を複数回狙える。 《うろつく玉座》でドラゴンを選んでいる場合、1体の《エインシャント・カッパー・ドラゴン》でも戦闘ダメージ能力が追加で誘発する。 《龍の大嵐》や《ティムールの隆盛》によって速攻を与えれば、戦場に出したターンから宝物を狙える。 ==== 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》と墓地 ==== 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》がプレイヤーに戦闘ダメージを与えると、20面ダイスを振り、墓地から合計マナ総量が出目以下になるようにクリーチャーを選んで戦場に戻せる。 対象にできるのは自分の墓地だけではなく、すべての墓地である。 主な利用方法は以下。 * 《適者生存》で捨てたドラゴンを戻す * 《騙し討ち》で生け贄に捧げたドラゴンを戻す * 全体除去で死亡したドラゴンを戻す * 対戦相手の墓地にある強力なクリーチャーを奪う * 《歩哨竜、ミーリム》《峰の恐怖》などのエンジンを復旧する * 複数の小型クリーチャーをまとめて戻す 《うろつく玉座》がいる場合、この能力も追加で誘発する。 1回目の誘発で《歩哨竜、ミーリム》や《アストラルの狩人、ガナクス》を戻し、2回目以降の解決でさらにドラゴンを戻す動きも可能である。 ==== 《黄金架のドラゴン》+宝物 ==== 《黄金架のドラゴン》がいると、自分の宝物から通常の2倍に相当するマナを得られる。 特に相性がよいカードは以下。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《アストラルの狩人、ガナクス》 * 《年老いた骨齧り》 * 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》で宝物を10個生成した場合、《黄金架のドラゴン》がいれば最大20マナ分として使用できる。 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》がいる場合、宝物を生け贄に捧げるたびにカードを引き、自身へ+1/+1カウンターを置ける。 ==== 《年老いた骨齧り》+戦闘ダメージ ==== 《年老いた骨齧り》がいると、自分のクリーチャーがプレイヤーに与えた戦闘ダメージの合計に等しい数の宝物を生成する。 《世界を溶かすもの、アタルカ》によってドラゴンが二段攻撃を得ている場合、先制攻撃ダメージと通常戦闘ダメージの両方で宝物を生成する。 《始祖ドラゴン》《無双の古きもの、クラウス》《ウトヴァラのヘルカイト》など、高パワーのドラゴンが並んでいるほど爆発的にマナが増える。 ==== 《無双の古きもの、クラウス》+攻撃 ==== 《無双の古きもの、クラウス》が攻撃すると、攻撃しているクリーチャーのパワーの合計に等しいマナを、好きな色の組み合わせで加えられる。 このマナは呪文を唱えるためにのみ使用できる。 主な使い道は以下。 * 第2メイン・フェイズに複数のドラゴンを唱える * 《歯と爪》を双呪で唱える * 《龍の創始》を唱える * 《始祖ドラゴン》を統率領域から唱える * 《生ける屍》《総帥の召集》を唱える * 《一つの指輪》で引いたカードを展開する 《始祖ドラゴン》の攻撃誘発でカードを引き、その後《無双の古きもの、クラウス》のマナを使って第2メイン・フェイズに展開する流れが強力である。 ==== 《龍の創始》+大型ドラゴン ==== 《龍の創始》が戦場にあると、ドラゴン・呪文をマナ・コストを支払わずに唱えられる。 重要なのは、ドラゴンを単に戦場に出すのではなく、呪文として唱えることである。 そのため、以下の能力が機能する。 * 《豆の木をのぼれ》でカードを引く * 《ティアマト》の唱えた場合の能力を誘発させる * 打ち消される可能性はある * キャスト誘発を持つドラゴンが機能する * 《龍の大嵐》《ティムールの隆盛》などのETB能力も機能する 《龍の創始》が定着すれば、手札のドラゴンをほぼすべて無料で展開できる。 《一つの指輪》《始祖ドラゴン》《エインシャント・シルバー・ドラゴン》などで大量に引いた手札を、そのまま盤面へ変換できる。 ==== 《龍の創始》+《ティアマト》 ==== 《龍の創始》によって《ティアマト》をマナ・コストを支払わずに唱える。 《ティアマト》は手札から唱えられているため、最大5枚の異なる名前のドラゴンを探せる。 代表的な5枚は以下。 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《うろつく玉座》 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《峰の恐怖》 * 《世界を溶かすもの、アタルカ》 状況によっては以下へ変更する。 * 防御が必要なら《龍王ドロモカ》 * 墓地を使うなら《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * ドローが必要なら《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 即座に《始祖ドラゴン》を出すなら《ヘルカイトの狩猟者》 * 全体除去後なら《書かれざる者、ウレニ》 * 宝物が必要なら《年老いた骨齧り》 《始祖ドラゴン》の攻撃能力や《書かれざる者、ウレニ》で《ティアマト》を直接戦場に出した場合は、唱えていないためサーチ能力は誘発しない。 ==== 《書かれざる者、ウレニ》による連続展開 ==== 《書かれざる者、ウレニ》は、戦場に出たときと攻撃したときにライブラリーの上から8枚を確認し、その中からドラゴン1体を戦場に出せる。 ドラゴンを30枚採用しているため、比較的空振りしにくい。 《歩哨竜、ミーリム》がいる状態で戦場に出すと、《書かれざる者、ウレニ》のコピーも生成される。 それぞれの《書かれざる者、ウレニ》がETB能力を持つため、ライブラリーから複数のドラゴンを展開できる。 《うろつく玉座》がいる場合、ETB能力と攻撃能力の両方が追加で誘発する。 戦場に出したい代表的なドラゴンは以下。 * 《峰の恐怖》 * 《ヴァルカスの災い魔》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《年老いた骨齧り》 * 《世界を溶かすもの、アタルカ》 * 《ウトヴァラのヘルカイト》 * 《アストラル・ドラゴン》 ==== 《アストラル・ドラゴン》のコピー先 ==== 《アストラル・ドラゴン》が戦場に出たとき、クリーチャーでないパーマネント1つを対象とする。 そのパーマネントのコピーであり、他のタイプに加えて飛行を持つ3/3のドラゴン・クリーチャーでもあるトークンを2つ生成する。 代表的なコピー先は以下。 * 《龍の大嵐》 * 《ティムールの隆盛》 * 《ドラゴンの財宝》 * 《ウルザの保育器》 * 《通報の角笛》 * 《適者生存》 * 《豆の木をのぼれ》 * 《一つの指輪》 * 《グレートヘンジ》 * 《龍の創始》 特に強力なのは《龍の大嵐》である。 《龍の大嵐》をコピーすると、2つのコピーはエンチャントであると同時に3/3のドラゴンでもある。 2体は同時に戦場へ出るため、元の《龍の大嵐》と新しい2つの《龍の大嵐》が、それぞれドラゴンの戦場入りを参照する。 《峰の恐怖》《ヴァルカスの災い魔》《アストラルの狩人、ガナクス》なども同時に誘発し、大量の有限ダメージや宝物を発生させられる。 ==== 《騙し討ち》+戦闘ダメージ誘発 ==== 《騙し討ち》は、赤1マナで手札のクリーチャーを速攻付きで戦場に出し、終了ステップに生け贄に捧げる。 特に相性がよいカードは以下。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 《年老いた骨齧り》 * 《災火のドラゴン》 * 《世界を溶かすもの、アタルカ》 * 《ウトヴァラのヘルカイト》 * 《書かれざる者、ウレニ》 * 《アストラル・ドラゴン》 * 《ヘルカイトの狩猟者》 《騙し討ち》で出したドラゴンは終了ステップに墓地へ置かれるが、以下で再利用できる。 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《爪のライヴァズ》 * 《生ける屍》 * 《総帥の召集》 《騙し討ち》から《ヘルカイトの狩猟者》を出し、《始祖ドラゴン》を統率領域から出す動きも可能である。 ==== 《生ける屍》による逆転 ==== 《生ける屍》は、戦場のクリーチャーと墓地のクリーチャーを大きく入れ替える。 このデッキでは以下の方法で墓地を準備できる。 * 《適者生存》 * 《騙し討ち》 * 対戦相手の全体除去 * 戦闘による相打ち * 《爪のライヴァズ》で唱えたドラゴン 《生ける屍》によって複数のドラゴンが同時に戦場へ戻ると、以下が大量に誘発する。 * 《龍の大嵐》 * 《峰の恐怖》 * 《ヴァルカスの災い魔》 * 《アストラルの狩人、ガナクス》 * 《ドラゴンの女王、ラスリス》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《書かれざる者、ウレニ》 《歩哨竜、ミーリム》自身と他のドラゴンが同時に戻る場合、《歩哨竜、ミーリム》は同時に戦場へ出た他のトークンでないドラゴンを確認できる。 ==== 《総帥の召集》による大量リアニメイト ==== 《総帥の召集》を唱え、クリーチャー・タイプとしてドラゴンを選ぶ。 各プレイヤーは自分の墓地から、選ばれたタイプのクリーチャーをすべて戦場へ戻す。 このデッキではドラゴンが非常に多いため、大量展開につながる。 ただし、能力は対称である。 対戦相手の墓地にドラゴンが多い場合は、以下を検討する。 * 《生ける屍》を優先する * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》で必要なカードだけ戻す * 相手の墓地を確認してから唱える * 《龍王ドロモカ》で相手の呪文を封じてから唱える * 《峰の恐怖》《龍の大嵐》がある状態で唱え、ETBダメージで先に決着する ===== 主要カードの役割 ===== ==== 《エインシャント・ゴールド・ドラゴン》 ==== 戦闘ダメージ時に20面ダイスを振り、その出目に等しい数の1/1飛行クリーチャーを生成する。 生成されるクリーチャーはドラゴンではないが、以下の用途がある。 * 大量のブロッカー * 次のターンの総攻撃 * 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》の生け贄要員 * 全体除去後の盤面再構築 * 対戦相手の大型飛行クリーチャーへの防御 ==== 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 ==== 戦闘ダメージ時に20面ダイスを振り、その出目に等しい数のカードを引く。 手札上限も一時的に増えるため、大量ドローしたカードを捨てずに保持できる。 引いたカードは以下で展開する。 * 《龍の創始》 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》の宝物 * 《年老いた骨齧り》の宝物 * 《無双の古きもの、クラウス》のマナ * 《黄金架のドラゴン》で強化された宝物 ==== 《峰の恐怖》 ==== 他のクリーチャーが自分のコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーに等しいダメージを任意の対象へ与える。 《歩哨竜、ミーリム》によるコピー、《書かれざる者、ウレニ》による踏み倒し、《生ける屍》《総帥の召集》による大量展開と非常に相性がよい。 《アストラル・ドラゴン》が戦場に出るだけでも大きなダメージになり、その後生成される3/3ドラゴン・トークンでも追加ダメージが発生する。 ==== 《ヴァルカスの災い魔》 ==== 自身または他のドラゴンが戦場に出るたび、自分がコントロールするドラゴンの数に等しいダメージを与える。 《歩哨竜、ミーリム》《うろつく玉座》《ドラゴンの女王、ラスリス》《ウトヴァラのヘルカイト》によってドラゴンの数が増えるほど強くなる。 《峰の恐怖》は戦場に出たクリーチャーのパワーを参照し、《ヴァルカスの災い魔》はドラゴンの総数を参照する。 両方がある状態でドラゴンを展開すると、それぞれ別の角度から大量ダメージを与えられる。 ==== 《ドラゴンの女王、ラスリス》 ==== トークンでない他のドラゴンが戦場に出るたび、飛行を持つ赤の5/5ドラゴン・トークンを生成する。 《歩哨竜、ミーリム》と同時に運用すると、元のドラゴン、ミーリムのコピー、ラスリスの5/5トークンが一度のキャストから増える。 《龍の大嵐》《ヴァルカスの災い魔》がある場合、生成した5/5ドラゴンも追加のダメージ源になる。 ==== 《世界を溶かすもの、アタルカ》 ==== 攻撃しているドラゴンへ二段攻撃を与える。 以下の戦闘ダメージ誘発を2回発生させられる。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ゴールド・ドラゴン》 * 《災火のドラゴン》 《年老いた骨齧り》がいる場合、先制攻撃と通常戦闘の両方で宝物を生成できる。 ==== 《災火のドラゴン》 ==== プレイヤーに戦闘ダメージを与えると、そのプレイヤーの各クリーチャーへ同じ点数のダメージを与える。 対戦相手1人の盤面をほぼ一方的に除去しながら攻撃できる。 《世界を溶かすもの、アタルカ》で二段攻撃を得ると、先制攻撃ダメージによってブロッカーを一掃し、通常戦闘ダメージを通しやすくなる。 ==== 《ウトヴァラのヘルカイト》 ==== 自分のドラゴンが攻撃するたび、攻撃したドラゴン1体につき6/6飛行のドラゴン・トークンを生成する。 《うろつく玉座》がいる場合、この能力が追加で誘発する。 《始祖ドラゴン》の攻撃誘発、《龍の大嵐》《ヴァルカスの災い魔》《峰の恐怖》とも相性がよい。 ==== 《ドラコの末裔》 ==== 版図によってコストが軽くなり、各色のクリーチャーへ能力を付与する。 5種類の基本土地タイプを確保できれば、2マナで唱えられる。 このデッキのフェッチランド、デュアルランド、ショックランド、トライオームは、基本土地タイプを確保するためにも重要である。 ===== 高額カードと代替案 ===== ==== ABURデュアルランド ==== このデッキでは以下の8枚を採用している。 * 《Badlands》 * 《Bayou》 * 《Savannah》 * 《Scrubland》 * 《Taiga》 * 《Tropical Island》 * 《Underground Sea》 * 《Volcanic Island》 これらは基本土地タイプを2種類持ち、アンタップ状態で戦場に出るため、フェッチランドと土地加速の両方から探せる。 一方で非常に高額であり、デッキの主要コンボに必須ではない。 推奨代替は以下。 ^ 高額カード ^ 第1代替候補 ^ 理由 ^ | 《Badlands》 | 《特別観覧室》 | 黒赤。多人数戦ではほぼアンタップイン | | 《Bayou》 | 《下生えの競技場》 | 黒緑。多人数戦ではほぼアンタップイン | | 《Taiga》 | 《尖塔の庭》 | 赤緑。多人数戦ではほぼアンタップイン | | 《Savannah》 | 《寺院の庭》 | 森・平地タイプを持ち、フェッチ可能 | | 《Scrubland》 | 《神無き祭殿》 | 平地・沼タイプを持ち、フェッチ可能 | | 《Tropical Island》 | 《繁殖池》 | 森・島タイプを持ち、フェッチ可能 | | 《Underground Sea》 | 《湿った墓》 | 島・沼タイプを持ち、フェッチ可能 | | 《Volcanic Island》 | 《蒸気孔》 | 島・山タイプを持ち、フェッチ可能 | 《血の墓所》《草むした墓》《踏み鳴らされる地》は、すでに元のリストへ採用している。 そのため、《Badlands》《Bayou》《Taiga》の代替として同じショックランドを追加することはできず、多人数戦用の土地を使用する。 フェッチランドや《自然の知識》《三顧の礼》《遥か見》《スカイシュラウドの要求》との相性を優先する場合、諜報土地も候補になる。 ^ 高額カード ^ 諜報土地による代替 ^ | 《Badlands》 | 《大音声の劇場》 | | 《Bayou》 | 《地底の遺体安置所》 | | 《Taiga》 | 《商業地区》 | 諜報土地はタップ状態で戦場に出るが、以下の利点がある。 * 基本土地タイプを2種類持つ * フェッチランドから探せる * 《自然の知識》《三顧の礼》で探せる * 《遥か見》で探せる * 《スカイシュラウドの要求》で探せる * 戦場に出たとき諜報1を行う * 墓地利用とわずかに相性がよい ==== 《適者生存》の代替 ==== 《適者生存》の代替候補は以下。 * 《獣相のシャーマン》 * 《サルカンの凱旋》 * 《エラダムリーの呼び声》 * 《共有の召喚》 最も近いのは《獣相のシャーマン》である。 ただし、以下の弱点がある。 * 召喚酔いの影響を受ける * クリーチャー除去で処理される * 1ターンに何度も起動しにくい * 《適者生存》より遅い 《適者生存》を抜く場合、ゲームチェンジャー枠が1枚空く。 純粋な強さを維持するなら、《魔力の櫃》や《サイクロンの裂け目》などを入れる選択肢はある。 ただし、これらを採用するとデッキの印象がさらにブラケット4へ近づく。 ドラゴン・デッキとしての一貫性を保つなら、ゲームチェンジャー枠を無理に使い切らず、《獣相のシャーマン》へ変更する方が自然である。 ==== 《一つの指輪》の代替 ==== 代替候補は以下。 * 《リシュカーの巧技》 * 《同族の発見》 * 《ガラクの蜂起》 * 《守護者計画》 《リシュカーの巧技》は、一度に大量のカードを引きながらマナ総量5以下の呪文を無料で唱えられる。 《同族の発見》はドラゴンを指定することで、ドラゴンの戦場入りと攻撃から継続的にカードを引ける。 《ガラクの蜂起》は速攻こそ与えないが、トランプルとドローを与える。 《守護者計画》はトークンでないクリーチャーの戦場入りから継続的にカードを引ける。 《一つの指輪》を抜く場合もゲームチェンジャー枠が1枚空く。 ==== その他、価格が高くなりやすいカード ==== 以下は版や時期によって価格が上がりやすい。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《魂の洞窟》 * 《適者生存》 * 《一つの指輪》 * 《グレートヘンジ》 * 《年老いた骨齧り》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * フェッチランド10種 ただし、《エインシャント・カッパー・ドラゴン》は必須条件なので代替しない。 《魂の洞窟》を安価に置き換える場合は以下。 * 《手付かずの領土》 * 《祖先の道》 * 基本土地 * 追加のショックランド * 追加の諜報土地 ===== 他の《始祖ドラゴン》デッキでも残りやすい汎用パーツ ===== ==== 最優先の土地 ==== 以下は、別型の《始祖ドラゴン》や他の5色デッキにも流用しやすい。 * 《統率の塔》 * 《マナの合流点》 * 《真鍮の都》 * 《反射池》 * 《魂の洞窟》 * 《耐え抜くもの、母聖樹》 * 《英雄の公有地》 * フェッチランド10種 * ショックランド10種 フェッチランド10種は以下。 * 《乾燥台地》 * 《血染めのぬかるみ》 * 《溢れかえる岸辺》 * 《湿地の干潟》 * 《霧深い雨林》 * 《汚染された三角州》 * 《沸騰する小湖》 * 《新緑の地下墓地》 * 《吹きさらしの荒野》 * 《樹木茂る山麓》 ショックランド10種は以下。 * 《神聖なる泉》 * 《湿った墓》 * 《血の墓所》 * 《踏み鳴らされる地》 * 《寺院の庭》 * 《神無き祭殿》 * 《蒸気孔》 * 《草むした墓》 * 《聖なる鋳造所》 * 《繁殖池》 ==== ドラゴンデッキ向けの土地 ==== * 《魂の洞窟》 * 《閑静な中庭》 * 《精霊龍の安息地》 * 《世界樹》 * 《栄光の闘技場》 * 《ジアトラの試練場》 * 《ケトリアのトライオーム》 * 《英雄の公有地》 《栄光の闘技場》は、クリーチャーを唱えるために使用した赤マナによって、そのクリーチャーへ速攻を与えられる。 攻撃誘発や戦闘ダメージ誘発を持つ以下のドラゴンと特に相性がよい。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 《エインシャント・ゴールド・ドラゴン》 * 《災火のドラゴン》 * 《無双の古きもの、クラウス》 * 《書かれざる者、ウレニ》 ==== 汎用マナ加速 ==== * 《太陽の指輪》 * 《秘儀の印鑑》 * 《極楽鳥》 * 《自然の知識》 * 《三顧の礼》 * 《遥か見》 * 《スカイシュラウドの要求》 * 《花を手入れする者》 * 《フェイ庄の古老》 この中でも、《自然の知識》《三顧の礼》《遥か見》は、基本土地だけでなく基本土地タイプを持つデュアルランド、ショックランド、トライオーム、諜報土地を探せるため、5色デッキで非常に汎用性が高い。 ==== ドラゴンデッキの中核 ==== 別の《始祖ドラゴン》リストを構築しても残りやすいカードは以下。 * 《ドラゴンの財宝》 * 《ウルザの保育器》 * 《通報の角笛》 * 《龍の大嵐》 * 《ティムールの隆盛》 * 《燃える魂、サルカン》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《峰の恐怖》 * 《黄金架のドラゴン》 * 《年老いた骨齧り》 * 《龍王ドロモカ》 * 《ヘルカイトの狩猟者》 * 《世界を溶かすもの、アタルカ》 * 《ティアマト》 * 《限りないもの、モロフォン》 * 《うろつく玉座》 * 《命運の核心》 * 《生ける屍》 * 《総帥の召集》 特に優先度が高いのは以下。 * 《ウルザの保育器》 * 《龍の大嵐》 * 《歩哨竜、ミーリム》 * 《ヘルカイトの狩猟者》 * 《峰の恐怖》 * 《龍王ドロモカ》 * 《黄金架のドラゴン》 * 《年老いた骨齧り》 * 《うろつく玉座》 ==== 5色デッキ全般で使いやすい非土地カード ==== * 《太陽の指輪》 * 《秘儀の印鑑》 * 《極楽鳥》 * 《花を手入れする者》 * 《フェイ庄の古老》 * 《自然の知識》 * 《三顧の礼》 * 《遥か見》 * 《スカイシュラウドの要求》 * 《剣を鍬に》 * 《暗殺者の戦利品》 * 《内にいる獣》 * 《混沌のねじれ》 * 《苦渋の破棄》 * 《白鳥の歌》 * 《英雄的介入》 * 《一つの指輪》 * 《悪魔の教示者》 ===== 初手の判断 ===== ==== 基本的にキープできる手札 ==== * 土地3枚と2マナ以下の加速1枚 * 土地2枚、緑マナ源、《自然の知識》系、追加のマナ源 * 土地3枚と《ウルザの保育器》 * 土地3枚と《通報の角笛》 * 土地3枚と《適者生存》 * 土地3枚と《一つの指輪》へつながる加速 * フェッチランドを含む土地3枚と、序盤に唱えられる呪文2枚以上 ==== マリガンを検討する手札 ==== * 土地が1枚以下 * 土地が2枚で、緑マナも加速もない * 土地が4枚以上あり、残りが大型ドラゴンだけ * 土地3枚と6マナ以上のドラゴン4枚 * 白や青の土地しかなく、緑の加速を唱えられない * タップイン土地が多く、3ターン目まで行動できない * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》《エインシャント・ブラス・ドラゴン》など大型ドラゴンだけの手札 大型ドラゴンが多いデッキでは、カード単体の強さよりも、最初の3ターンでマナを伸ばせるかどうかを優先する。 ===== フェッチランドで探す色の優先順位 ===== 基本的な優先順位は以下。 * 緑 * 赤 * 黒 * 青 * 白 1枚目の土地では、可能な限り緑を確保する。 2枚目以降は、手札にある加速やドラゴンの色拘束を確認する。 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》は黒のダブルシンボルを要求するため、中盤までに黒マナ源を2つ確保したい。 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》《怒れるレッド・ドラゴン》《龍の創始》は赤のダブルシンボルを要求するため、赤も早めに2つ確保する。 青と白はタッチ色だが、《歩哨竜、ミーリム》《龍王ドロモカ》《ティアマト》《始祖ドラゴン》を唱えるために、ゲーム中盤までには確保する。 ===== サーチの優先順位 ===== ==== 《悪魔の教示者》 ==== 状況別の主なサーチ先は以下。 ^ 状況 ^ サーチ先 ^ | マナが足りない | 《自然の知識》《三顧の礼》《スカイシュラウドの要求》 | | 手札が足りない | 《一つの指輪》《グレートヘンジ》《豆の木をのぼれ》 | | 安全に展開したい | 《龍王ドロモカ》 | | 《始祖ドラゴン》を出したい | 《ヘルカイトの狩猟者》 | | 盤面を除去したい | 《命運の核心》《冒涜の行動》 | | 墓地から戻したい | 《生ける屍》《総帥の召集》 | | 盤面から勝ちたい | 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》の不足側 | | 大量展開したい | 《龍の創始》《歯と爪》 | | ドラゴンをコピーしたい | 《歩哨竜、ミーリム》 | | 誘発を増やしたい | 《うろつく玉座》 | ==== 《適者生存》 ==== 《適者生存》では、最初から最も派手なドラゴンを探すのではなく、現在の盤面で必要な役割を優先する。 * マナが不足しているなら《黄金架のドラゴン》 * 宝物を大量に作れるなら《エインシャント・カッパー・ドラゴン》 * 墓地が強いなら《エインシャント・ブラス・ドラゴン》 * 手札が少ないなら《エインシャント・シルバー・ドラゴン》 * 相手の妨害が多いなら《龍王ドロモカ》 * 《始祖ドラゴン》を攻撃させたいなら《ヘルカイトの狩猟者》 * ドラゴンが手札に多いなら《龍の創始》につながるカード * 盤面を拡大したいなら《歩哨竜、ミーリム》 * 相手のクリーチャーが多いなら《災火のドラゴン》 * 攻撃が通るなら《世界を溶かすもの、アタルカ》 ===== デッキの長所 ===== * 《始祖ドラゴン》の威光によって、統率者を唱えなくても恩恵を得られる * 土地加速中心なので、アーティファクト全体除去から立て直しやすい * ドラゴンを唱える行為が、ドロー、宝物、コピー、直接ダメージにつながる * 戦闘、ETB、墓地利用という複数の勝ち筋がある * 《適者生存》《悪魔の教示者》《歯と爪》によって必要なカードへアクセスしやすい * 《生ける屍》《総帥の召集》で全体除去後に復帰できる * 《龍王ドロモカ》によって大きな展開を保護できる * 無限コンボに頼らず、ゲームを終わらせる有限コンボが複数ある * 必須カードの《エインシャント・カッパー・ドラゴン》《エインシャント・ブラス・ドラゴン》が、どちらもデッキの中心戦略に自然に組み込まれている ===== デッキの弱点 ===== * 平均マナ総量が高い * 初手のマナ加速に強く依存する * 《適者生存》《歩哨竜、ミーリム》《龍の大嵐》など、重要なエンジンが除去されやすい * 墓地対策によって《エインシャント・ブラス・ドラゴン》《生ける屍》《総帥の召集》が弱くなる * 《倦怠の宝珠》系のETB封じに弱い * 《ドラニスの判事》によって《ヘルカイトの狩猟者》から《始祖ドラゴン》を出せなくなる * 《溜め込み屋のアウフ》《無のロッド》によって宝物とアーティファクト加速が止まる * 《血染めの月》《基本に帰れ》など、特殊土地への対策に弱い * 盤面を作った後の全体追放に弱い * 上限寄りブラケット3であるため、対戦相手との事前認識がずれる可能性がある ===== 最終評価 ===== この構成は、**緑と赤を中心に、黒を第3色として明確に使用し、青と白の高性能カードをタッチするジャンド中心5色ドラゴン**である。 必須カードである以下の2枚は、単に好みで入っているのではなく、それぞれデッキの主要エンジンとして機能する。 * 《エインシャント・カッパー・ドラゴン》は、宝物を大量生成して後続のドラゴン、《始祖ドラゴン》《龍の創始》《歯と爪》へつなげる * 《エインシャント・ブラス・ドラゴン》は、《適者生存》《騙し討ち》や全体除去で墓地へ置かれたクリーチャーを再利用する 主な勝利手段は以下。 * 《ヘルカイトの狩猟者》から《始祖ドラゴン》を攻撃させる * 《歩哨竜、ミーリム》《うろつく玉座》で誘発を増幅する * 《怒れるレッド・ドラゴン》《冒涜の行動》で有限の大量ダメージを与える * 《龍の大嵐》《峰の恐怖》《ヴァルカスの災い魔》でドラゴンの戦場入りをダメージへ変換する * 《生ける屍》《総帥の召集》でドラゴンを大量に戻す * 《龍の創始》から手札のドラゴンを無料で連続して唱える * 《世界を溶かすもの、アタルカ》で二段攻撃を付与して戦闘ダメージ誘発を倍化する 無限コンボを使わず、ドラゴンを展開し、攻撃し、誘発型能力を重ねて勝つというコンセプトを維持しながら、ブラケット3として採用可能なゲームチェンジャー3枚と高品質な土地基盤を最大限利用している。 ブラケット3の一般的なリストより明確に強く、ブラケット4の高速コンボ・高速マナ構成には踏み込まない、**上限寄りブラケット3の《始祖ドラゴン》デッキ**である。