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gamble:keiba:20260808-sapporo11r [2026/08/08 12:51] – 作成 nanaconagamble:keiba:20260808-sapporo11r [2026/08/08 14:08] (現在) – [最終見解] nanacona
行 1: 行 1:
-===== 第31回 エルムステークス G3 =====+===== 第31回 エルムステークス GIII ===== 
 + 
 +^ 予想 ^ 馬名 ^ 評価 ^ 
 +| ◎ | **3 ルクソールカフェ** | 地力最上位。札幌1700m経験と道悪実績まで確認でき、本命へ | 
 +| ○ | **8 ウェイワードアクト** | 前走圧勝。展開を自ら作れる強みは大きい | 
 +| ▲ | **11 ペリエール** | 昨年覇者。北海道ダ1700m3戦3勝のコース巧者 | 
 +| △ | **5 テーオーパスワード** | 近況絶好。小回り1700mへの対応が鍵 | 
 +| △ | **4 ナチュラルライズ** | 復活ならここ。右回り+札幌1700mは好条件 | 
 +| △ | **10 オメガギネス** | GⅠ級相手でも通用する地力。57kgも魅力 | 
 +| △ | **2 レヴォントゥレット** | 函館1700mで連続2着。安定感あり | 
 +| △ | **9 ヒルノハンブルク** | 4歳上昇馬。北海道1700mで崩れていない | 
 + 
 +==== 結論 ==== 
 + 
 +**◎3ルクソールカフェを中心視。** 
 + 
 +武蔵野S勝ち、サウジC5着という実績から、今回のメンバーでは能力の最高到達点が最上位級。 
 + 
 +全出走履歴を再確認すると、2歳時に札幌ダ1700mを2戦。新馬4着の翌週には重馬場の未勝利戦で勝ち馬とタイム差なしの2着だった。 
 + 
 +さらに国内稍重では3戦3勝。 
 + 
 +追い切り内容も良く、現在は「最も能力が高い馬」と「今回最も勝ちやすい馬」の双方で最上位と判断する。 
 + 
 +対抗は8ウェイワードアクト。 
 + 
 +前走マリーンSでは自身初の1700mながら58kgを背負い、1分42秒8で3馬身半差の圧勝。今回は57kg。逃げに限定されない先行力もあり、レース展開を自分で作れる強みでは3を上回る。 
 + 
 +単穴11ペリエールは昨年のエルムS勝ち馬。札幌1700m2戦2勝、函館1700mを含めれば北海道ダ1700m3戦3勝。今日と同じ稍重の札幌1700mを昨年快勝しており、**舞台適性だけならメンバー最上位。** 
 + 
 +本紙の中心は、 
 + 
 +**3ルクソールカフェ ≧ 8ウェイワードアクト > 11ペリエール** 
 + 
 +の3頭。 
 + 
 +5テーオーパスワードがこれを追う構図と見る。 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 展開予想 ==== 
 + 
 +^ 位置 ^ 想定馬 ^ 
 +| ハナ候補 | 8 ウェイワードアクト | 
 +| 好位 | 1 アクションプラン、2 レヴォントゥレット、5 テーオーパスワード | 
 +| 好位~中団 | 3 ルクソールカフェ、4 ナチュラルライズ、11 ペリエール | 
 +| 中団~後方 | 6 ヴァルツァーシャル、9 ヒルノハンブルク、10 オメガギネス | 
 + 
 +8ウェイワードアクトが自然に先手を取る公算が大きい。 
 + 
 +ただし何が何でも逃げたいタイプではなく、内から他馬が主張すれば番手でも対応可能。そのため激しい先行争いより、**平均程度の入りから3コーナー以降に加速する持続戦**を想定する。 
 + 
 +札幌ダ1700mは最後の直線が短く、直線だけの差しでは間に合いにくい。 
 + 
 +勝負所は3~4コーナー。 
 + 
 +8を射程圏に入れながら早めに動ける3、11、5に向く展開と読む。 
 + 
 +**展開利:8ウェイワードアクト** 
 + 
 +**展開対応力:3ルクソールカフェ** 
 + 
 +**好位差しで怖い:11ペリエール、5テーオーパスワード** 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== コース診断 札幌ダ1700m ==== 
 + 
 +札幌ダ1700mはスタートから1コーナーまでが短く、序盤の位置取りが重要。 
 + 
 +一方でコーナーそのものは大きく緩やかで、向正面から3~4コーナーにかけてもスピードが落ちにくい。 
 + 
 +最後の直線は約264m。 
 + 
 +そのため理想は、 
 + 
 +**好位確保 → 3コーナーから進出 → 長く脚を使う競馬。** 
 + 
 +単純な逃げ先行有利ではなく、早めに動いても止まらない持続力が要求される。 
 + 
 +今年は11頭立て。多頭数ほど包まれる危険や外を回すロスは大きくなく、比較的能力を発揮しやすい組み合わせ。 
 + 
 +当日は稍重。乾いた良馬場よりもスピードを維持しやすく、前で運べる有力馬には基本的に悪くない条件と見る。 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 有力馬診断 ==== 
 + 
 +=== ◎ 3 ルクソールカフェ === 
 + 
 +^ 項目 ^ 評価 ^ 
 +| 能力 | ★★★★★ | 
 +| 近況 | ★★★★☆ | 
 +| 札幌1700m | ★★★★☆ | 
 +| 道悪 | ★★★★★ | 
 +| 展開 | ★★★★☆ | 
 +| 総合 | **本命** | 
 + 
 +武蔵野Sを1分35秒2で制し、レーティング115。サウジCでも5着と、能力比較では今回最上位。 
 + 
 +札幌1700mは2歳時に2戦経験。 
 + 
 +重馬場の未勝利戦では勝ち馬とタイム差なしの2着。現在より遥かに完成前の時期だったことを考えれば十分な内容。 
 + 
 +稍重では国内3戦3勝。 
 + 
 +今回の追い切り内容も上位評価で、札幌適性への疑問が解消された以上、本命評価が妥当と判断。 
 + 
 +**死角:東京1600mほど能力を発揮しやすい舞台ではない可能性。** 
 + 
 +**勝ち筋:8を見ながら好位~中団。3角から進出して直線で捕える。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== ○ 8 ウェイワードアクト === 
 + 
 +^ 項目 ^ 評価 ^ 
 +| 能力 | ★★★★☆ | 
 +| 近況 | ★★★★★ | 
 +| 1700m | ★★★★★ | 
 +| 展開 | ★★★★★ | 
 +| 総合 | **対抗** | 
 + 
 +前走マリーンSが圧巻。 
 + 
 +58kgを背負って逃げ、函館1700mを1分42秒8。レヴォントゥレットに3馬身半差を付けた。 
 + 
 +今回は57kg。 
 + 
 +札幌経験こそないものの、函館1700mで小回り4コーナーへの対応は十分証明した。 
 + 
 +逃げても番手でも競馬でき、今回最も自分の形へ持ち込みやすい馬。 
 + 
 +**死角:札幌そのものは未経験。最高能力では3に一歩譲る。** 
 + 
 +**勝ち筋:主導権を握り、3~4角でも後続に脚を使わせてそのまま押し切る。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== ▲ 11 ペリエール === 
 + 
 +^ 項目 ^ 評価 ^ 
 +| 能力 | ★★★★☆ | 
 +| コース | ★★★★★ | 
 +| 道悪 | ★★★★★ | 
 +| 近況 | ★★★☆☆ | 
 +| 総合 | **強い単穴** | 
 + 
 +昨年のエルムS勝ち馬。 
 + 
 +札幌ダ1700mは新馬戦と昨年エルムSの2戦2勝。 
 + 
 +函館の大沼Sも含め、北海道ダ1700mは3戦3勝。 
 + 
 +昨年のエルムSも稍重で、今回とほぼ同じ舞台を1分43秒5、2馬身半差で完勝した。 
 + 
 +**コース適性だけを比較するなら今回No.1。** 
 + 
 +今年は58kg、6歳、休み明けという点で3、8より一枚下げたが、条件だけなら連覇しても驚けない。 
 + 
 +**死角:昨年より1kg重く、今年は前哨戦を使わず休み明け。** 
 + 
 +**勝ち筋:8を見ながら好位。昨年同様3~4角から進出して押し切り。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== △ 5 テーオーパスワード === 
 + 
 +前走アハルテケSを58kgで4馬身差勝ち。 
 + 
 +近2走の内容と追い切りから、現在の充実度は非常に高い。 
 + 
 +距離そのものは問題ないが、札幌・函館の1700m経験がなく、東京1600mから小回り1700mへ変わる点は上位3頭より未知。 
 + 
 +また陣営が「輸送で汗をかく馬」とコメントしており、**今回もっとも馬体重とパドックを確認したい馬。** 
 + 
 +輸送を問題なくクリアしていれば、▲以上へ引き上げる余地がある。 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== △ 4 ナチュラルライズ === 
 + 
 +近走成績だけなら積極的には推しにくい。 
 + 
 +ただし今回の条件は明確に好転する。 
 + 
 +札幌ダ1700mの新馬戦を6馬身差で勝利。以前から右回りの方が良いと評価されており、今回は古馬GIからGIIIへの相手弱化。 
 + 
 +一方、59kgは重い。 
 + 
 +不振については「能力を失った」というより、 
 + 
 +**古馬一線級への相手強化+気性・走法の難しさ+競馬の再構築中** 
 + 
 +と見る。 
 + 
 +フェブラリーS7着は後方から上がり35秒7、0.8秒差であり、完全に終わった馬の内容ではない。 
 + 
 +今回は復活を判断する重要な一戦。 
 + 
 +**勝ち負け以上に、好位で折り合い、3~4角から自分で動いて最後まで脚を使えるかに注目。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== △ 10 オメガギネス === 
 + 
 +フェブラリーS5着、レーティング111。 
 + 
 +今回のGIIIなら地力は上位。 
 + 
 +前走マーチSでは59kgだったが今回は57kg。 
 + 
 +一方、札幌・北海道1700m経験はなく、休み明け。 
 + 
 +差し脚質でもあるため、8が楽に運ぶ展開では自分から早めに動く必要がある。 
 + 
 +**能力なら勝っても驚けないが、展開面で一段下げる。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== △ 2 レヴォントゥレット === 
 + 
 +大沼S2着、マリーンS2着。 
 + 
 +北海道1700mへの適性と安定感は高い。 
 + 
 +ただし前走マリーンSではウェイワードアクトに0.6秒差。 
 + 
 +しかも前走は2が56.5kg、8が58kgだったのに対し、今回はともに57kg。 
 + 
 +**8との斤量関係は前走より悪化する。** 
 + 
 +今年すでに多く使われており、当日の馬体維持がポイント。 
 + 
 +--- 
 + 
 +=== △ 9 ヒルノハンブルク === 
 + 
 +4歳の上昇馬。 
 + 
 +3勝クラス勝利後、大沼S3着、マリーンS3着とOPでも崩れていない。 
 + 
 +現在の絶対能力では上位3頭に一歩譲るが、今回のメンバーで最も「前走より強くなっている可能性」を評価しやすい馬。 
 + 
 +追い切りも良好。 
 + 
 +人気の有無では評価を変えない。 
 + 
 +**夏の北海道3戦目だけに、馬体減と疲労感には注意。** 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 無印馬短評 ==== 
 + 
 +^ 馬 ^ 短評 ^ 
 +| 1 アクションプラン | マーチS2着など能力は足りる。函館1700m3着もあり適性不足ではない。ただし前走平安S14着からの立て直しが課題 | 
 +| 6 ヴァルツァーシャル | 平安S2着など近況は良い。しかし昨年の同じ札幌1700m稍重のエルムSで10着・2.4秒差。適性面から評価を下げる | 
 +| 7 テーオードレフォン | 2024エルムS3着など1700m適性は十分。今年の大沼S8着、マリーンS6着から現在値で見劣る | 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 北海道1700m実績一覧 ==== 
 + 
 +^ 馬 ^ 札幌ダ1700m ^ 函館ダ1700mなど ^ 評価 ^ 
 +| 1 アクションプラン | ― | 大沼S3着 | ○ | 
 +| 2 レヴォントゥレット | ― | 大沼S2着、マリーンS2着 | ◎ | 
 +| 3 ルクソールカフェ | 新馬4着、未勝利2着 | ― | ○ | 
 +| 4 ナチュラルライズ | 新馬1着 | ― | ◎ | 
 +| 5 テーオーパスワード | ― | ― | 未知 | 
 +| 6 ヴァルツァーシャル | エルムS10着 | ― | △ | 
 +| 7 テーオードレフォン | エルムS3着ほか | 函館実績多数 | ◎ | 
 +| 8 ウェイワードアクト | ― | マリーンS1着 | ◎ | 
 +| 9 ヒルノハンブルク | ― | 大沼S3着、マリーンS3着 | ◎ | 
 +| 10 オメガギネス | ― | ― | 未知 | 
 +| 11 ペリエール | 新馬1着、エルムS1着 | 大沼S1着 | **◎◎** | 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 当日気配 重点チェック ==== 
 + 
 +^ 馬 ^ 基準体重 ^ 良い状態 ^ 警戒材料 ^ 
 +| 3 ルクソールカフェ | 540~548kg | 落ち着いて大きく歩く | 532kg以下+強い発汗・イレ込み | 
 +| 8 ウェイワードアクト | 538~546kg | 堂々とした歩様、適度な気合 | 強い力み、発汗過多 | 
 +| 11 ペリエール | 486~494kg | 久々でも馬体が締まる | 腹回りやトモに緩さ | 
 +| 5 テーオーパスワード | 488~494kg | 発汗少なく活気十分 | 480kg以下、腹の巻き上がり、強い発汗 | 
 +| 4 ナチュラルライズ | 498~506kg | 落ち着き+適度な気合 | 過度なイレ込み、または覇気不足 | 
 +| 10 オメガギネス | 496~502kg | 肩・トモが締まり歩様軽快 | 508kg以上で太め感 | 
 +| 2 レヴォントゥレット | 488~494kg | トモに張り、活気あり | 482kg以下、連戦疲労 | 
 +| 9 ヒルノハンブルク | 466~472kg | 毛艶・踏み込み良好 | 460kg以下、夏負け感 | 
 + 
 +==== 馬体重で最も評価が動く馬 ==== 
 + 
 +**5 テーオーパスワード** 
 + 
 +近2走はいずれも492kg。 
 + 
 +490kg前後を維持し、強い発汗もなく歩様に活気があれば、輸送懸念はほぼ払拭できる。その場合は11ペリエールとの▲争いまで評価を上げる。 
 + 
 +480kg以下まで減少し、腹が巻き上がって発汗も強ければ大幅減点。 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== パドックで最も見たい馬 ==== 
 + 
 +**4 ナチュラルライズ** 
 + 
 +理想は、 
 + 
 +**「落ち着いている。ただし眠そうではない」** 
 + 
 +状態。 
 + 
 +この馬は過去には気負いすぎる難しさがあった一方、最近は反応の鈍さも指摘されている。 
 + 
 +頭を上げて周囲を気にし続ける状態も、逆にトボトボ歩いて覇気がない状態も好ましくない。 
 + 
 +500kg前後を維持し、後肢を深く踏み込みながら大股で集中して歩けていれば、復活期待を大きく上げたい。 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== ポイント ==== 
 + 
 +^ 評価項目 ^ 馬 ^ 
 +| 能力最上位 | **3 ルクソールカフェ** | 
 +| 展開最有利 | **8 ウェイワードアクト** | 
 +| 舞台適性最上位 | **11 ペリエール** | 
 +| 近況最上位級 | **5 テーオーパスワード** | 
 +| 復活注意 | **4 ナチュラルライズ** | 
 +| 地力注意 | **10 オメガギネス** | 
 +| 安定型 | **2 レヴォントゥレット** | 
 +| 上昇期待 | **9 ヒルノハンブルク** | 
 + 
 +--- 
 + 
 +==== 最終見解 ==== 
 + 
 +**◎は3ルクソールカフェ。** 
 + 
 +当初の予想では8ウェイワードアクトを本命としていたが、能力最上位という当初からの評価に、 
 + 
 +**札幌経験+道悪適性+好調教** 
 + 
 +が加わったため、本命を3へ変更した。 
 + 
 +8ウェイワードアクトは前走内容と展開利から対抗。 
 + 
 +昨年とほぼ同条件を制している11ペリエールが強い単穴。 
 + 
 +この3頭を現時点の中心勢力と見る。 
 + 
 +**序列** 
 + 
 +**◎3 ルクソールカフェ** 
 + 
 +**○8 ウェイワードアクト** 
 + 
 +**▲11 ペリエール** 
 + 
 +**△5 テーオーパスワード** 
 + 
 +**△4 ナチュラルライズ** 
 + 
 +**△10 オメガギネス** 
 + 
 +**△2 レヴォントゥレット** 
 + 
 +**△9 ヒルノハンブルク**